富山県道188号
(通行止め区間)
東猪谷富山線 起点富山市東猪谷 終点富山市大町道筏割 S35認定
レポート作ってみたら案外大ネタになってしまった県道188(険区間のみ)。
何でかと言いますと、ここは逝く度に路面状況がころころころ変わるのですよ。
ほとんどの道路地図から抹消された険区間ですから、
もちろん悪い方向に変わり続けているのはお察しの事と思います。
毎年数回は遊びに逝っているおばちゃん大好物の険道です。
昨年以前(2005)は路面崩壊により工事中で通り抜けるのは躊躇われる状態でした。
んが、今年は違いますよぉ。やってくれましたよ。険道188復活!ヽ(・∀・)ノ
※但し徒歩に限り。w
今回のレポートは全線ではなく、寺津〜薄波の通行止め区間のみとなっております。
ほんの2km超の通行止め区間ではありますが、中々香ばしい状態で
デジカメの電池切れを心配してしまうくらい撮りました。
画像が全てを物語る険道188の紹介です〜。(´∀`)
レポート区間はALL徒歩 2006.4.18探索

寺津側からの探索です。
最初の通行止めの標識は寺津集落を抜けた辺りに有ります。
一応簡易でゲートはおいてありますが、常にこの状態。
この先に険道とは分岐して林道が続いているので、
ここでの抑止は出来ないのです。


このバリケード先がいよいよ険道188の険区間です。
ここまでおばちゃんを
運んでくれたレイドは
お留守番です。

左画像
バリケード横に落ちていたビニールには富山市となっています。
つい最近のモノですねぃ。
ちなみに風で飛ばされないようにする為か
石で押さえてありました。(ノ∀`)
右画像
危険なんです。
ここの険区間はホントに冗談抜きで危険
な箇所が随所にあるのですよ。
ほんの少しの油断で崖下真っ逆さま。運が悪ければ落石。
逝く人は万が一死んでも文句は言えないのです。

この先車両が進めないのを知っていたりするのもあって、
徒歩で向かうのです。
バリケード抜けたら直ぐに始まるダート1車線幅。
ここが普通の遊歩道だったらとっても良いカンジ〜。
悲しいかな、ここは正真正銘県道188。
通行止めになる前はちゃんと四輪も走っていたと言うから
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

「玉ねぎ状構造」だそうです。
ちょいと調べてみたら、
「岩が玉ねぎみたく風化したらペリペリ剥がれてくる」
のだそうです。
なるほど。
ここの落石は止めようと思って止めれるものじゃなかったのねん。
( ゚Д゚)ハッ!
つーことは断崖絶壁のこの道も元はもっと広かったのに
長年の風化でペリペリ剥がれていき
この幅になったのですかぃ?
つるかめつるかめ・・・。
ひょいと横の斜面を見ますと剥がれ易い岩盤なのか、
やたらに岩の間を縫って樹木が生えています。
実はこの険道188の斜面上には並行して
舟倉用水が通されているのですが、
用水横には遊歩道があり、太田薄波の長棟川まで続いているのです。
この用水路は小学生の時歩きましたよ。直坂の用水路出発地点から太田薄波まで。
その当時、太田薄波にはいいカンジの滝が有り、
服のまま飛び込んで皆で泳いだ事を記憶しています。
てか、その行軍は現在の険道188を歩くよかデンジャラスでした。
崖にへばりついて歩かなくちゃいけない所もあり、案内のおじちゃんが
「ここは転落して二人亡くなっています。気をつけて下さい。」
て、ヾ(・ω・o)ォィォィおいちゃんおいちゃん小学校の学校行事でそりは少々ハードちゃうか?
現在ならもう大問題っすよ。PTAとか世論がうるさそうですな。
※この行軍は父兄も多数参加されていました。
あの時の事は未だに思い出すのです。ホントに怖かったのです。
でも、現在の遊歩道はすっかり整備され、恐怖の崖へばりつき箇所も改善されたと聞きました。
残念な気もしたり…(^∇^*)ゞ
ちなみにこの舟倉用水の建設にはうちの曽祖父も携わっていたのです。
画像では分かり難いですが、上部に石が組まれており遊歩道が通されています。

昔話はこの辺にして先を進むのです。
Σ(・ω・) 落石ポイント現る!!
去年は無かったモノです。
いや〜。さすがに険道188! 裏切りませんねぇ。
落石箇所の横には雪融け水がダワダワ流れ落ちています。

通行止め区間に入って200mくらいでしょうか。
強引に車両が入ってきても、ここでSTOPでしょうねぃ。
無理にガレ山を越えたとしても、パンクしちゃいそうな尖がった岩ばかりです。


徒歩なおばちゃんはとりあえず大ガレ山を登り、先を進むのです。
右の画像はガレ山から下の方を撮ったモノです。


ガレ山を越えるとのんびりまったりムードの林道っぽい道が続きます。
落石はちょこちょこあります。

左画像
キレイに細かく詰まれた石。
この間はほとんど落石無し。
右画像
勾配もほとんど無く、散策するのに気持ちの良い道が時折り現れます。
ここが遊歩道じゃなく県道だという事を忘れてしまうねぃ。
(*´∀`)

左画像
険区間最狭箇所です。軽四輪でギリギリだと思うです。
脱輪などしようものならあの世逝きっすよ。
右画像
最狭箇所より崖下を覗く。
手前に小さく写っているのはおばちゃんの履物です。


落石もこのくらいだと普通に見えてきてしまうのが県道188マジック。


険区間の崖下は片路峡という景勝地です。
右画像は時折り見える片路峡を撮りました。

さてさて、ここからは落石に加え
倒木も目立ってきます。
この倒木近辺は羽虫がやたらに多かったです。
歌なんてうたっていようものなら、口の中に虫入りまくりですよぅ。
何度か(*゚д゚) 、ペッってしました。w

あらあら。ここの倒木は道幅いっぱい。
またいで乗り越えるのですが、側はガレ落石がありまして
足場はかなり不安定。
踏み外したらえらいこっちゃになりそう。
慎重に進む事にしませう。

倒木を超えたと思ったら、また直に別の倒木が見えてきます。
今度のは先程のモノより大きいです。

左画像
倒木を乗り越えて振り返って一枚。
この玉ねぎ状構造ってのは倒木ある所に
ガレ落石有り!みたいですねぃ。
右画像
しばらくは落石も(それほど)多くなく、のんびりした道が続きます。
おっといけないいけない。ここは県道でした。
遊歩道ならばのんびりした道が続きます。に訂正。w

一個目のトンネルが見えてきました〜。


寺津側入口に到着。
素彫りなトンネルです。もちろんダートのまんまです。

左画像
寺津側は素彫りだったのに、薄波側は補強がされています。
んが、補強を破って崩れてきています。
右画像
寺津側と違い、薄波側は素彫りですらありません。

左画像
薄波側出口から直に次のトンネルが見えています。
右画像
一個目のトンネルの薄波側を外から撮影。
トンネルの上には土砂が流れ込んできています。


では次のトンネルへ向かいます。
真ん中画像
片路峡を覗いてみました。
右画像
トンネル手前の石仏。
この辺りは道祖神が多いのですが、
場所が場所だけに慰霊仏かもしれませんです。

二個目のトンネルは寺津側も素彫りの掘りっ放しじゃなく、
中々オサレなカンジですねぃ。
中も補強がされています。

補強されていたのも入口だけで、中ほどはやはり素彫りです。
当然舗装路なんてしゃれた事はしてありません。

二個目のトンネルが薄波側出口に近付いたと思ったら、
またしても直に見えてくる三個目のトンネル。

左画像
二個目のトンネルの薄波側出口。
落石じゃなくトンネルの補強コンクリが落ちています。
ちぃと崩壊が進んでいるように思えます。
右画像
次の三個目のトンネルに向かいます。


三個目のトンネル寺津側。
補強無しの素彫りトンネルです。
真ん中画像
トンネルの上を見上げてみると…
崩れたっぽい跡が見られます。
右画像
このトンネルもやはりダート。

中もやっぱり素彫り。
素彫りトンネルの距離を置かずの連発は
素彫りトンネルマニア魂が(;゚∀゚)=3ハフンハフン w

左画像
薄波側出口はきれいなコンクリ補強です。
右画像
三個目トンネルの薄波側から撮影。
新しいカンジがしますねぃ。
もしや・・・こりは一度潰れたトンネルを
最近作り直した?

三個目のトンネルを薄波側に抜けた所にある標識。
(,,・ω・)″ナットク
落石だらけの周囲を見て
(,,・ω・)″ナットクナットク


三つのトンネルを抜けると普通の遊歩道な道が続きます。
県道だけどね。|∀・)
春の探索という事も有って、カモシカタンに遭遇〜
フワフワモコモコヽ(´ー`)ノカワイイーー
でも、あまりの肉付きの良さに、最初は熊かと思って
びびったおばちゃんです。


探索日はポカポカ陽気で
風が爽やかな良い気候でした。
気持ちの良い遊歩道にハイキング気分〜
(´∀`)〜♪
※しつこいようですが県道です。

数度の落石で路面崩壊して補修した場所に
更なる落石!
こんな大きなのがごろんごろん落ちてくるなら
崩壊もしますわなぁ。
(´-`)シミジミ

微妙に残雪があったりします。


片路峡の最深部に向かいます。
微妙に補修されてる箇所が多くなってきました。
白く見えるのは雪ではなくセメントです。


歩き始めて初めてのガードレール?
と思ったら谷の上に掛かるプチ橋でした。
右画像
谷を橋の上から撮ってみました。


落石ポイント〜〜。
ここの落石ガレ山は昨年(2005.5)と変わっていません。
いや?更に大きな落石が追加されてまんがな。
険道188はやっぱり変化し続けている期待を裏切らない道なのです。

左画像
ガレ山を越えつつ、後ろを振り向いて撮影。
右画像
ガレ山の上で進行方向を撮影。


久し振りのトンネルです。
四個目ですねぃ。
寺津側は素彫りです。
かつては四輪が通ったであろう轍が確認できますが,
この狭さならば軽四でもギリギリですねぃ。


中もやっぱり素彫り。
このトンネルは他のものと違って、薄波側も素彫りのまんま。
補強は一切無しでした。


左画像
トンネルを抜けた先は補修中です。
青いビニールシートが浮きまくっています。
中央画像
四個目トンネルの薄波側を外から撮影。
右画像
補修箇所から片路峡を撮影。

Σ(・ω・ノ)ノ
舗装路出現!!??
と思ったら、コンクリを部分的に塗ったくってただけでした。w
斜面側には時折り立派な石組みが。
ここも舟倉用水が並行して流れていますねぃ。


路面補修中の箇所です。
色々ブツが散乱していますが、放置されてるのでしょうか〜?


補修中箇所から薄波側は微妙に幅も広く、四輪が入ってこれそうな路面が確保されてるような気がしますが、やっぱり落石はあちこちにゴロゴロしています。

おおぅっ!!
補修用の砂利が山盛りになっています。
補修やる気満々ですねぃ。
でも、この道を補修しても使い道が無いような・・・
やっても落石とのイタチごっこのような・・・
(,,-ω-)

今までの険っぷりとは明らかに違う新しい補修箇所!
その先には立派な橋が。

松が谷橋です。
橋の上には作業道具が並べられており、
先程過ぎて来た補修箇所の基地になっているのかねぃ?

左画像
橋の上から松が谷を撮影。
雪解け水がダクダク流れて来ています。
右画像
橋を後に先へ進みます。
残雪が斜面にへばりつくように残っています。

左画像
キレイに新しくされた道の向こうに
5個目のトンネルが見えてきました。
この新しくされた道は昨年崩れていました。
右画像は昨年のこの場所を薄波側から撮影したものです。


5個目のトンネルは素彫りのまんまです。
しかも水溜りぐじょぐじょ。
これまでのトンネルは落石やらプチぬたはあったものの、こんな水溜りは無かったです。
ここは作業車が頻繁に入るからトンネル内部は窪んでいるのですかねぃ。


左画像
素彫り具合は今までのどのトンネルよりも滑らかな印象。
中央画像
トンネルより寺津側は険なカンジが薄れています。
落石はもれなくついてきますが。w
右画像
トンネルを薄波側より撮影。

時折り、鉄製の補強が敷いてあります。
作業車両が通り易いようにしてあるみたいですね。


この辺りまで来ると交通量があるみたいで大きな落石は取り除かれています。

立て掛けられた石柱。

右画像の分岐して下に向かう細い道は、河川の発電所へ降りる歩道です。


右画像は↑で降りた歩道の先の発電施設。

発電所や施設を過ぎると路面はきれいなダートです。


今回の探索の終点ポイントの薄波橋が見えてきました。

薄波橋に到着〜。ヽ(´∀`)ノ
中々立派なきれいな橋です。
橋だけ見れば、今までの険っぷりがウソのよう。
右画像
橋のたもとの三叉路。
県道188は橋の方へ右折します。
直進は長棟第一発電所に向かいます。

橋のたもとで今歩いてきた道を振り返ってみると
やっぱり当然通行禁止の標識が。
原因が路肩欠損の為となっていますが
それだけじゃないような…
落石倒木etc何でも有りで通行禁止。

橋の欄干の所に何やら案内板が・・・
金時屋敷跡とあります。
σ(-_-;) ンー金時金時・・・
Σ(・ω・ノ)ノ 坂田の金時!!!
金太郎さんきゃ!!
てか、金太郎さんは足柄山で熊とお相撲とったのでは?
富山に足柄山は無いじょ。

ちょくっと寄り道して金時屋敷跡周辺まで探索してみました。
左画像は屋敷跡に設置されてる屋敷跡の説明文。
そこには金太郎さんが熊とお相撲取ったのは足柄山ではなく、桧峠になっていました。
桧峠ってのは、長棟林道の富山側からの第一ゲートの所です。
調べてみると、金太郎伝説は全国各地にあり、ここもその中の一つなのでしょう。
右画像は薄波村跡の碑です。
※画像は2005.5のモノです。


県道188の探索に戻ります。
薄波橋を渡り・・・
Σ(゚д゚|||)ガーン 二車線!!
立派過ぎます。
もしや、本当はこの県道188を二車線路にしようとか思ってた?
(-∀-;)ウ〜ンウ〜ン
橋を渡りきると猪谷方向にトンネルが見えます。
こちらのトンネルは素彫りではなく普通のモノです。
このトンネルには並行して冬季用の連絡通路が設けてありました。
ちなみに薄波村に向かう道も冬季用の連絡通路が随所に設けられています。
薄波村に向かう連絡通路の内部はコウモリ天国です。w
猪谷側の橋のたもとにも寺津で見た通行止め看板が設置されています。
これにて通行止め区間の探索は終了です。
んが、ここまでテクテク歩いてきたおばちゃん…。
当然帰りも徒歩ですよ。(-д-)ハァ…
でもまぁ、晴れの気持ちの良い日ですので歩くのも楽しいもんです。
寺津に向けて行軍を再開するのでした。

1時間弱のテクテクの後、無事にレイドの所まで帰ってきました。
険道188を通る度に思うのです。
どうか次来る時までに残っていますように〜〜
と・・・。(,,-ω-)
気に逝きレポート【富山県内】
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