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気に逝きレポート【富山県内】

富山県道285号


西勝寺福野線 起点南砺市川西 終点南砺市寺家 昭和35年認定

通行不能区間のある県道です。
が、山中には全く交通量の無い素晴らしい2車線道路も存在し、謎有りの隠れた名所(?)です。
探索は秋に…と思ったのですが、藪の激しさと熊気配にびびってしまい
決着は冬になったのでした。
マイナーな県道ですが、結構ねちっこく探索しております。

使用車 TT250Rレイド スタタボ 徒歩 2006.10.18&2007.1.24探索


(´ω`) 南砺市岩木の県道48号交差点より探索です。
交差点から西に進むと直ぐに険な1車線幅になります。
少しずつの登り勾配。


(´ω`) (´ω`) 狭いながらも離合箇所は随所にもうけてあります。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) でもやっぱりそこは険道。
荒れ放置も所々目立ちます。
路肩にガードレールはありません。
道成りに沿ってポールは点在します。


(´ω`) (´ω`) 左画像
林道七村線との三叉路




(´ω`) (´ω`) イキナリ出た広い場所。
右折は滝寺ダムへ至ります。
ダムまでは下り勾配です。
本線は直進です。通行止めの簡易バリケードがあります。
が、バリケードより先は2車線の幅広道路です。


(´ω`) (´ω`) 中央線までしっかり引かれた幅広2車線。
さっきまでの道路とは明らかに違う雰囲気に驚きなのです。
こんな人の気配の皆無な山の中の打ち捨てられたような2車線。
奇妙な不気味さがこの先の険っぷりを予感させてくれます
交通量皆無の2車線はサイドからの雑草の侵食が激しいです。
しかし何とも勿体無い…(*-ω-)


(´ω`) 突如として終焉を迎えた幅広快適2車線。
終わりと同時に始まるダート区間。


(´ω`) (´ω`) ダートと言っても石やガレではなく、
長年蓄積された落ち葉などのふかふかダート。



(´ω`) (´ω`) そんなダートも狭くなり1車線も無い幅に。
そしてついに道が無くなりいい塩梅の藪っぷり。
両足出してちょこまかちょこまか押し進みです。
ホント藪漕ぎでした。w


(´ω`) (´ω`) ちぅか、探索していた時季は秋もたけなわ。
秋の山中と言えば【熊】ちゃんなワケですが


(´ω`) (´ω`) 両足出しのちょこまか走行中に踏んだのでした。
熊ちゃんのンこを…

(-ω-)ゞ


(´ω`) (´ω`) はい。ヘタレました。
今、このちょこまか走行中に熊ちゃんに出会ったら…
ガクガク((((((;゚д゚ )))))))))

てなワケで尻尾巻いてこの日の探索は終わらせたのでした。

右画像
藪に飲み込まれるレイド


(´ω`) 激しい藪&熊臭に挫折したあの日より3ヵ月後、
そろそろ熊ちゃんいないよね〜?と再探索決行。寒いのでスタタボでの出撃
暖冬で雪が無く、藪も枯れてる今冬は険道探索にはもってこいなのです。
写真の場所は舗装の途切れた場所でし。
険好きならこの先も逝ける所まで四輪で行け!とか言われそうですが
相変わらずのヘタレなので無理はしないのです。
ここからは歩くのです! (`・ω・´)o グッ


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 前回レイドで走行した区間。
四輪の轍が残っています。
笹薮の区間には轍はありません。
さすがに四輪はこの先には入り込まないようです。


(´ω`) レイドで走れたのは多分この辺りまでだったと思います。
ここから先は未知との遭遇〜〜


(´ω`) (´ω`) 秋頃あんなに激しかった藪は存在しません。
倒木があちこちに横たわっています。


(´ω`) ここが一番標高の高い峠らしい。
ちゅーか、この幅、しっかり側面が整備された様子から見ると
ここも2車線舗装路にすべく計画されていたのですねん。
では何がこの道路の整備を中止させたのか?
謎の解明に近づき、鼻息が荒くなるおばちゃんなのでした。
(;゚∀゚)=3


(´ω`) (´ω`) 峠を過ぎ下り勾配が始まります。
勾配といっても激しいものは無く、ゆるやかに下ってる感じです。
カーブ部分は幅が広く、2車線舗装路だったら交通量が多かったのかな〜
と想像してしまいます。


(´ω`) (´ω`) 左画像
分かりにくいかもしれませんが三叉路になってます。
左にカーブしているのが本線です。

右画像
右に逸れる小道。私有の林道のようです。
廃れていましたが、木の根元にプラスチックの鎖の痕跡。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 三叉路からは直線です。
山の稜線みたいですね。
所々、路上に木が生え進入を阻まれます。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) いよいよ進むのが困難な様相。
そろそろ核心部のお出ましかな?
それともこのまま抜けれるのか?
単に整備されてないから車が来ないのか?
謎を前に更にコーフンコーフン
(*´Д`)


(´ω`) ( ゚Д゚)ハッ!

なにやら不穏なモノが!!!


(´ω`) (´ω`) ああ〜〜〜!!

コレダ!(・∀・)
この土砂崩れが通行不能の大元の理由。
もう嫌になっちゃったのねん。
コレを直して道通す程の利便性は無いもんねぇ〜
(´ω`)


(´ω`) 抜けれそうな土砂崩れではありましたが、
なにやらふかふかした土壌に嫌なモノを感じ
スタタボの所まで戻ってまいりました。
この後は…


(´ω`) はいはい。当然ですね。
終点の川西から徒歩で逆攻め開始です。
スタタボにはここでお留守番しといてもらいます。

※後方に見えるトンネルは県道42の小森トンネルです。


(´ω`) (´ω`) 険道285に入ると共にイキナリ始まる急勾配&ふかふかダート。
このふかふかは夏場の激しい藪っぷりを想像させます。 息切らしながらの山登り状態。
でも今登れば帰りは楽チン〜と自分に言い聞かせての山登りです。


(´ω`) (´ω`) 左画像
路面は荒れ荒れです。
雨に浸食された縦溝が深い。

右画像
県道42の小森トンネルを見下ろす。
交通量は多いです。
平日の探索っちゅー事もありトラック多数。


(´ω`) トンネルの上部辺りに土砂崩れ跡。
もしやアレがさっき遭遇した土砂崩れ?
あまり遠くない目的地に益々張り切って山登り〜。


(´ω`) (´ω`) 路面は相変わらずの深縦溝。
もしかしてレイドで来れた?
うんにゃ。嫌ざんす。100%こけます。おばちゃんなら。w

九十九折れで標高を上げます。
道幅は案外広い。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 勾配が緩くなると縦溝も無くなり、
ただのふかふかダートに。
幅は1.5車線。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 側面の整備はキレイにされていますが
土砂崩れ対策は取ってないようです。
まぁ、対策取る前に大崩壊〜ってカンジで終わったのかもしれんけど…


(´ω`) (´ω`) 土砂崩れ箇所に到着〜ヽ(*´∀`*)ノ
確かにここは先ほど引き返した土砂崩れ場所。
通行不能区間をちゃんとレポート出来たのでホクホク気分〜。


(´ω`) 木々の間から下方の県道42が見えます。
ちょうど小森トンネルの真上なので下から轟音が響いてきます。


(´ω`) この土砂崩れっぷりや整備しなくちゃいけん所が多数存在、
オマケに利便性皆無のこの険道285は永遠に放置みたいですねぃ。
ひとつ謎が解けて満足して帰路につくおばちゃんなのでした。

ヽ(´ー`)ノ


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