北陸最狭伝説伝わる石川の旧県道43に残る隧道。
この隧道を知ったのは最近のこと。様々な酷道系HPをさ迷い歩いてですねぃ。
検索かけるとかなりの高確率でヒットする隧道。
ここを抜けれれば酷道好きを語っても叱られない免罪符のような気がしたですよ。
いや、もちろん気がしただけで、マニアな方々の足元にも及ばないのですが…。
隣県だし、やっぱ行くしかないでしょ〜。と、いそいそと向かったわけです。
使用車 TT250Rレイド(予習してれば他の手持ち車両では有り得ない!と思う。) 2005.6.19
夏至間近の2005.6.19の早朝6時に富山を出発。
8時前には小松市にいて、進入路を探しておりました。
当初は那谷側から向かおうと思っていたのですが、全然わからん〜〜〜。
o(`ω´*)o ムキィィィ
あちこちのそれらしい道に入るも「おい。これ絶対違うぞ?」と中の人がゆってます。
挙句の果てにとんでもない急勾配ひび割れダートでひっくり転け、転回するのに難儀したり。
ヘタレなので諦めも早く「んじゃ、赤瀬の方から行こうかな〜(´∀`)」と進路変更。
赤瀬ダムを目指し、それっぽい道に入り、例の幅0.8高さ1.7制限の看板を目にして
喜び勇んでダート路面をせっせと登って行ったわけです。
ダートもちょくっとガレて来たと思ったら
アッタワァァァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・
噂通りの小さな穴ぽこがぽっかりと。でも存在感でかいっす!
これまた噂通り穴ぽこからはもやんもやんと霧が出ているですよ。
この隧道を何も考えずイキナリ突っ込む人はいないであろう事を予想させる存在感。
おばちゃんもご多分に漏れず、バイクを停めひょいと穴ぽこを覗いて様子を伺うと…
出口が見えねぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!!
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン!!
コレ、突入するの勇気要りますわ。しかも一人だし。
せっかくここまで来たのだから引き返すのも勿体無いし、
那谷側がどこ入口だったか知りたいのもあって、とっとと先を進みます。
バイクだからなんですが、入ってしまえばそんなに狭くは感じませんねぃ。
側面も頑丈なカンジだし、完全な素彫りとかじゃないし。
ただ……
コウモリてんこ盛り。
私が入った事により大パニックですよ?悪モノ?σ(゚Д゚; ??
安息のコウモリ帝都にいきなり巨大生物が轟音と共に押し寄せるのだからコウモリタン達もたまったもんじゃないですねぃ。
コウモリは苦手じゃないので別にいいーんだけど、たまに身体にヒットするのがいて心の中で
「ごめんなさい〜」でした。
のろのろ進んでいるし、ポヨポヨ肉襦袢標準装備のおばちゃんに当たっても
ダメージは少なく、死んでいないと思うのだけど…。
んで、個人的に素直な感想。
この隧道で一番嫌なのは狭さでも暗さでももやもや霧でも無く、下に長年積み重なったコウモリタンの汚物です。
ヌカルミ凄いっす。ここですっ転んだら一生の不覚!!
ひょっとしてショック死しちゃうんじゃないかしら…。
転ぶよりマシなので左足は犠牲にして足出しっぱなしで進みました。
臭いもかなり凄いです。長居はしたくないのでトンネル内では撮影せずじまい。
ちょっと後悔。(´・ω・`)
やっと出口が見えて数匹のコウモリを押し負かしながら脱出。ヽ(´∀`)ノ
那谷側の出口はなんだか明るくて、広くなっててえらくマッタリした雰囲気。
さっき押し負かしたコウモリ達が隧道に戻っていきます。
ふと自分&レイドを見ると…足元フンまみれ。臭っっっ!!! (*`皿´)
テンション下がるくらいに汚い自分でした。泥汚れなら平気だけど、こりは別モノ。
下がるだけ下がったらテンションって復活するんよね。
直帰しないで大日川の林道など楽しみつつ帰路についたのでした。
那谷側の入口ですが、まーたく見当違いな所走ってた私でしたわ。
見つからないハズ。|ー`)ゞ ヘヘヘ