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気に逝きレポート【国道】

国道471、472号


レポートは重複区間の富山市大長谷〜飛騨市河合のみです。

『酷道』探索サイトなのに国道のレポートが無いのはオカシイ!!
ちゅーことで一発目は一番手っ取り早い近所な酷道のレポートを載せるのです。
このR471,472は富山〜岐阜を南北に繋ぐ国道41やら国道156の
真ん中に位置する国道です。
地図にもしっかり現役国道表記なのです。
お盆時期など交通量の多い国道41をパスしようと選んで撃沈したファミリーカーもきっといるはず。
全般に舗装路だし通れない事も無いのですが、まずほとんど通行止め。
例えゲートが開放されていたとしても何処かに突如現れる(その都度場所が変わる?)土嚢等に阻まれて
その場で決死のUターンを余儀なくされたりするワケなのです。
んでも、非常に少ない確率で通り抜けれる事もあるけれど
純真無垢四輪なファミリーカーならば引き返してた方がマシだった_| ̄|●
てな事になるのが予想される国道です。
さ〜て今年は通れるかな〜〜?とワクワクドキドキで探索してきました。

使用車TT250Rレイド 2006.6.20探索


(´ω`) 今回のレポートは富山市(旧八尾町)島地からの出発です。
この地点で既に国道471,472は重複しています。
南砺市(旧利賀村)方向からの国道471と富山市(旧八尾町)方向からの国道472が
栃折で重複して南下。この地点に至るワケです。


(´ω`) 集落の辺りはまだ2車線です。

左折は富山県道228です。
本線は直進します。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 1〜2車線の直線路が各集落を繋ぐように続きます。


(´ω`) (´ω`) 最後の集落を過ぎると第一のゲート発見〜〜ヽ(・∀・)ノ
探索日はお日柄も良くしっかりOPENでした。
と言うか、もしかして開けっ放し?
根元が草に埋もれてますよぅ?

右画像 ゲートの先は1.5車線無いくらいの幅員。


(´ω`) 微妙に断崖絶壁区間になったりならなかったり・・・。
幅員は1.5車線以上あり、離合箇所も頻繁にあるので
さほどの酷ではないです。
でも気を抜くと崖下にすってんころりん。慎重に進みませう。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 『この先行き止まり』
ヽ(゚Д゚ )ノ ガビーン
行き止まりって…行き止まりって…(,,-ω-)
通行止めじゃなく行き止まり…。

続いています〜。
(´∀`)


(´ω`) (´ω`) (´ω`) やんわりと標高を上げて行きます。

右画像 谷側を写してみました。
んが、草木が繁り谷底は見えません。 


(´ω`) 季節によってずいぶん違う様相な酷道471&472
梅雨前半の快晴の日は緑の中をのんびりトコトコ走っています。
昨年の5月頃は新緑も繁って無くて積雪もあり、
何より路面がALLウェット。
ホント、びびりまくりながらの行軍でした。


(´ω`) (´ω`) 切詰の大長谷発電所との分岐です。
大きな看板には山菜ドドボーに対する警告文が書かれています。
警告看板の手前は広くなっています。


(´ω`) (´ω`) 発電所との分岐を過ぎると1車線幅で
軽くクネクネな道成りになります。


(´ω`) (^∇^*)ゞ 右画像 切詰のゲート。
探索日はやっぱりお日柄も良く
おもいっきりOPEN!
ゲートには鍵がぶら下がっていました。
もし引き返してきて閉まってたら涙チョチョギレなので
隙間チェックするおばちゃんなのです。


(´ω`) (´ω`) 切詰のゲートを過ぎて、相変わらずの1車線幅員。
離合箇所ほとんど無し。
四輪同士での離合はかなり厳しいと思うです。


(´ω`) (´ω`) バイクと四輪の離合もギリギリですねぃ。

右画像 断崖絶壁の谷底。
大長谷川の渓谷が見えます。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 心細い断崖絶壁1車線路が続いています。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 断崖絶壁路は終了。
この赤い橋を渡れば県境はもう直ぐです。


(´ω`) (´ω`) 富山と岐阜の県境が見えてきました。

たぶん「通行止め」の看板がぐにゃぐにゃです。

県境で左折すると万波へ向かう小坂谷林道。
国道は直進です。


(´ω`) (´ω`) 県境を過ぎて直ぐ土嚢がヘタっていました。
左側にたくさんの轍。四輪のモノですねぃ。

路面が濡れていたのは残雪が原因です。


(´ω`) (´ω`) 川原の直ぐ横を通るルートがしばらく続きます。
路面には砂利が残っています。
大水などで川が溢れたら道路まで水が流れてるのかな。


(´ω`) 斜めになった国道標識と記念撮影。

(o・ω・o)??
国道472のみのオニギリ?
裏にはひん曲がった国道471のオニギリもけな気にひっついていました。
ヽ(´ー`)ノ


(´ω`) (´ω`) 土嚢現る〜〜。
この日は阻む様子も無くщ(゚▽゚щ)カモーンなカンジで横に退けてありますた。

全面通行止めの立て看板。
平成18年6月1日〜平成18年9月30日
嘘だ・・・(*-。-) と思わせるのが国道471のチカラ。w


(´ω`) 路肩が大きくえぐられています。
もうね、この路線は直しても直してもこんなんなっちゃう。
賽の河原で石を積んでる幼子の霊。
そこへ鬼がやって来て崩していく。
連想しちゃいますよぅ。工事の方、ホントにご苦労様なのです。


Σ(・ω・ノ)ノ 路肩崩落箇所があるかと思えば
今度はキレイな舗装路出現!

一粒の砂利すら落ちていません。

こんなの酷道471じゃないやーい!ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン!!

と駄々っ子したり。w


(´ω`) ここも路肩欠損中〜。
てか、この路線のA型バリケードはみんなぱったり倒れているのねん。

このキレイな舗装区間は勾配もさほど無く、
大長谷川沿いを緩やかに上っています。


(´ω`) (´ω`) きれいな舗装区間も終了。
なにやら酷臭漂う簡易舗装の心細い1車線幅区間に入るや否や
楢峠に向けて勾配が強くなってきます。

この辺りのオニギリはもれなくひしゃげています。


(´ω`) (´ω`) (´ω`) この荒れ舗装と裏寂しい1車線無さそうな幅員が何処までも続き、
ちょっとドキドキしちゃう道。
これが酷道471〜(*´∀`*)


(´ω`) (´ω`) 県道34との分岐です。
右折は県道34で利賀に至り、
国道は左にカーブ&勾配しています。

右画像 県道34方向にある看板。
『この先災害のため通り抜け出来ません・富山県』
だそうです・・・。
大手を振って通れる日は果たして来るのでしょうか?
無さそうですけど。w


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 相変わらず幅員1車線。

中央画像 国道471は山並みに沿って楢峠に向かっています。

右画像 やっぱり傾いたオニギリ
つい先程まで山の稜線を上に見上げていたのに
視界直ぐの所に迫っています。
峠はもう直ぐ。


(´ω`) (´ω`) 峠手前のウエット箇所。
この浅い水溜りに巣くうおたまじゃくしのゴンズイ玉
もうびっちりおたまじゃくし。
おたまじゃくしマニアにはたまらない光景。
何か凄いもん見た〜〜ってカンジです。

おたまじゃくしを潰さない様に慎重にルートを選びながらそろりそろり進みます。
今回の探索で一番気を使った箇所でした。w


ヽ(´∀`)ノ (-人-) 楢峠到着〜〜ヽ(´▽`)ノ

今年も峠のお地蔵様は元気そうです。
常に通行止めな峠だけれど、
お地蔵様にはいつも花が供えられています。
(´∀`)


(´ω`) (´ω`) 峠から飛騨側を遠望します。
快晴の探索日は少し霞がかかっているものの
きれいな景色を楽しめました。

さて、次は峠よりひたすら下ります。


(´ω`) (´ω`) 峠から直ぐの所の防護フェンス。
見事に全てくしゃってます。
落石かな?そりとも雪崩れ?
カーブミラーが横になっちゃってるのもデフォです。


(´ω`) (´ω`) 少々貧弱な舗装路1車線が勾配しつつ続いています。

山間の景色。この先進む谷沿いを撮影。


(´ω`) (´ω`) 写真だと判り辛いですが、かなりの勾配&急カーブが延々と・・・。
ワインディングを楽しむとかそんなレベルじゃないです。
ホント、延々なんですよ。
┐(´Å`)┌


(´ω`) (´ω`) (´ω`) 舗装は貧相から新しいものまで様々に織り交ぜてありますです。

ちぅか、飽きます。
このクネクネウネウネの下り勾配の長さときたら・・・。


(´ω`) (´ω`) ゲートがあります。
紅白の目立つゲートですが、閉まっている所を見たこと無いです。

右画像 ちらほらと道端に木立が現れ、
かなり下界に近づいてきたようです。


(´ω`) (´ω`) でもまだまだこの急勾配クネクネヘアピン連続は続くのです。


(´ω`) (´ω`) 永遠に続くかと心細くなった所で、クネクネウネウネ区間はいきなり終了します。
終了と同時に下界の民家が見えてきます。

右画像 打ち捨てられた「通行止め」立て看板。


ヽ(´∀`)ノ 民家近く〜〜ヽ(´▽`)ノ
ヤター! 楢峠通り抜けれました〜〜〜。
と喜んだのもつかの間。


(´ω`) これですもん。

┐(´д`)┌

さすが開かず酷道471。期待は裏切りませんねぇ。
比較的八尾側のゲートはOPENщ(゚▽゚щ)カモーンだけど
河合側は通してやるもんか〜〜って気合が見られます。
てかさ、このゲートの峠側に民家あるじゃん。
ああ、無人家屋っすね。


(´ω`) お約束の隙間も無いしチェーンがっちょり。
どうしたもんやら。(-ω-)ゞ
かと言って今来た道を戻るのはちぃと嫌かも。
時間も遅いしね。現時刻PM2:45
年寄りは早寝早起きなのよ。
この時間はおばちゃん時間では夕刻っすよ。


(´ω`) てなワケで抜けてみました。


(´ω`) (´ω`) 通せんぼゲートの両サイドの看板。

ちゅーかね、左側の全面通行止め看板。
通行止め理由が「冬季閉鎖」
期間が「未定」って・・・。
ヾ(・ω・o)ォィォィ 楢峠に夏は無いのきゃ?


(´ω`) (´ω`) とか突っ込みを入れつつ帰路はR360の宮川を抜けてくことに。
早く帰らないと(つω-)ネムーな時間になっちゃうから。w
左画像 国道360とのT字路。
右折は天生峠を経て白川へ。(探索日は当然通行止め)
左折は高山&富山方面。

右画像 下界に降りてまともなオニギリ。
重複区間を振り返って撮影。


(´ω`) (´ω`) オマケ画像。
楢峠越え観光名物。消された標識です。w
白く覆われた部分には「八尾48km」が表示されていました。
てかね、その内「白川郷31q」ってのも消されないか心配。
いや、マジで。


(´ω`) (´ω`) 消された標識をもう一発。
こちらはちゃんとオニギリ471が表示されています。
腐っても国道。通行止めでも国道。
無下にはできんとです。



てなワケで今回の探索ではどうにか抜けれたわけですが、
運がよかっただけなのです。
おばちゃんの抜けた数日後には土嚢が再構築され
バイクですら通り抜け不可になってたみたいです。

でも、この酷道がいつまでも開かずの酷道のままでいてくれたらいいな〜、
運のいい時だけちょびっと通してもらえて
峠のお地蔵様に挨拶できる道ならいいな〜〜とか、
酷く勝手な事思っているおばちゃんです。

また楢峠のお地蔵様に会える日を願って今回のレポートを閉めたいと思います。


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